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早稲田大学法学部「法律専門家の国際化を担う」

早稲田大学法学部「法律専門家の国際化を担う」  法学部は、1882年に「東京専門学校法律学科」として開設されています。政治経済学部と並び、早稲田大学で最も長い歴史と伝統を誇る学部の一つであり、1920年に早稲田大学法学部となります。日本で最も存在感のある法学部の一つとして日本の法曹界の発展に大きく寄与しており、弁護士、検察官、裁判官といった法曹関係はもちろん、政界、官公庁、マスコミ、教育、金融、文芸などの分野にも幅広く優秀な人材を送り込んでいます。これは、この学部が法曹のみにこだわらない「広い意味」での法律専門家の養成を目指していることの表れです。

専門の法学だけでなく、幅広く豊かな教養と外国語にも精通し、急速かつ大規模にグローバル化する世界の各分野で活躍できる多彩な法律専門家の輩出こそ、これからの法学部の使命と言えます。グローバル人材のさらなる輩出を目指す法学部は、法律専門科目を「主専攻」、法学への見識を深める周辺科目を「副専攻」と位置づけ、法律専門科目、法学以外の教養科目、外国語科目がバランスよく履修できる総合カリキュラムを用意しています。後者の副専攻は、英語や中国語などの各言語圏へ人材を送り出すことをふまえ、各言語圏の歴史・文化・言語の知識を横断的に習得できる履修プログラムを提案していますが、政治学・経済学・商学といった社会科学系の各科目や思想・言語・表象文化について考察する人文科学系の各科目も充実しています。
早稲田大学法学部「法律専門家の国際化を担う」  法学部が属する法学学術院には、2つの大学院(法学研究科、法務研究科)が設置されています。このうち、1920年設置の旧制大学院を前身とする法学研究科は、学問対象としての法律を法学の立場から考察し、法学研究者の養成を主な目的としています。一方、ロースクールとも称される法務研究科(法科大学院)は、新司法試験が始まった2004年に新設されています。新司法試験に合格しうる高度な専門知識と国際感覚を習得させることにより、グローバル化する現場の第一線で活躍する法曹実務家の養成を最大の使命としており、毎年、多くの新司法試験合格者を輩出しています。なお、法学部では、各大学の法科大学院が導入する飛び入学制度に配慮し、3年次での卒業が可能となっています。

このように、早稲田大学の法学部は2つの大学院と連携することで、各自の進路と目的に応じたグローバルな法教育に取り組んでいます。これからも、日本を代表する法学部の一つとして、法律の知識と幅広い教養を駆使する国際的な人材を世に送り出すことでしょう。

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